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オーダーメードスーツのワールドな歴史

 投稿者:ザワールドテーラー1919  投稿日:2009年10月19日(月)13時43分7秒
  通報 編集済
  オトコの服のおおよその歴史を。文化文明は国の勢いとともに移り変わる、服もそうだ。オトコの服が作られるようになったのは13世紀のイタリア・ナポリ。ここに世界初の仕立て屋のギルド(組合)ができる、アメリカ大陸はまだ発見もされていない時代だ。やがてローマ、ミラノとファッションの拠点は移るも17世紀あたりまではイタリアが覇権を握る。英国の金持ちセレブの間では足繁くミラノに通い、いっさいを仕立てるのがお洒落とされ、マカロニーズ(イタリアかぶれ)と揶揄さた。
16世紀に国の勢いはフランス。ただそれはフランス革命とともに失われ、19世紀に産業革命を成した英国が世界を動かし、英国紳士の服がオトコの服の標準となった。ぴったり細身、希代の洒落男ボー・ブランメルが時代の寵児となる。

20世紀になるとアメリカの台頭。第二次大戦以降、衣食住あらゆる部分で世界中に影響を与えている。そんな事情と国民性を思えば服はわかりやすい。イタリアはラテン気質、オレサマだあ、という強烈な自意識がないと着こなせない。

英国服は騎士道のジェントルマン。細身のシルエット、気取っているふうを気づかれたくないやせ我慢キャラである。イタリアよりは着やすいかも。

歴史がないだけになんでもOKのアメリカは服もそう。肩パッドなし自然肩、寸胴シルエット。世界中の誰もが無理なく着こなせる。

国力は文化力でもある。だから国の勢いはファッションの勢い。これからは中国服の時代になるのかなあ?


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